私たちの肌は、外界からの刺激から身体を守り、体内の水分が蒸発するのを防ぐという、非常に重要な役割を担っています。
この複雑な役割を担う肌の構造を、皮膚科学の視点から紐解き、皆様に肌の奥深い知恵をお届けします。
肌の最前線に位置するのが、皮膚の最外層にある厚さわずか0.02mmほどの層、「角層」です。
この「角層」こそ、当協会が長年の探求を通じて深く考察し、その重要性を強く認識してきた部分です。
角層は、「角層細胞」がレンガのように積み重なり、その隙間を「細胞間脂質(セラミドなど)」がモルタルのように埋めるという、緻密で強固な構造をしています。これはまさに、肌のバリア機能の正体であり、肌を外的刺激から守る強固な盾となっているのです。