Message
ご挨拶
一般社団法人日本皮膚美容専門家協会(JASBE)は、科学的根拠に基づいた美と健康を追求する学術研究・教育機関です。現代において多様化・複雑化する美容ニーズに応えるべく、表面的な一時しのぎのアプローチではなく、肌本来が持つ健常性とバリア機能の根幹を見つめ直す声が高まっています。
当協会は、表皮科学、美容学、栄養学など多角的な視点から「表皮管理工学」および角層保全を研究し、国内外の学会で発表された論文や、商業的バイアスのないエビデンスに基づいた臨床試験結果を参考に、常に最新の研究成果を取り入れた質の高い教育体系を提供することを目指します。その知識と経験を広く社会に還元し、人々の健やかな生活と、確かな知性に基づく素肌の美しさの創造に貢献することが当協会の使命です。
私たちは、多様な肌の課題に真摯に向き合い、科学的根拠に基づいた個別化アプローチ(表皮管理工学)の普及を通じて、表皮が本来持っているレジリエンス(恒常性を維持しバリア機能を回復する能力)を最大限に引き出すことに尽力してまいります。
Vision
理念
当協会は、「美は知なり」を基本理念に掲げ、感覚や流行に流されることのない、皮膚生理学の摂理に準拠した知識の普及を目指しています。
私たちがアプローチの主軸とするのは、表皮の最前線で生体を保護している「角層」の精緻なメカニズムです。角層内において細胞間脂質が規則正しく配列する「ラメラ構造」、および表皮細胞同士を緊密に結合させる「タイトジャンクション」は、異物の侵入やTEWL(経表皮水分損失:肌の水分が外へ逃げていく量のこと)を精密にコントロールする極めて重要なバリア基盤です。
現代の過剰な足し算の美容や、科学的根拠に基づかない非公式なアプローチは、このわずか0.02mmの繊細な角層環境を乱し、肌本来の自律的な回復力を阻害する要因となり得ます。
当協会は、これらミクロの皮膚構造を正しく「知るということ」こそが、健やかな素肌を保全する唯一の鍵であると確信しています。1997年創業以来、長年にわたり紡いできた歴史に基づく臨床観察と「表皮管理工学」の探求を通じ、専門家としての確かな知性を育み、社会全体へ本質的な角層保全の価値を提示していくことが、私たちの揺るぎない展望です。
*レジリエンスとは、外的刺激や内部要因によるダメージから表皮が本来の状態に戻ろうとする能力のことです。
JASBEスクール(一般社団法人日本皮膚美容専門家協会)は、『表皮のレジリエンスを高める専門家を育成する』を理念としています。表皮の機能や知識は普遍的ですが、肌のニーズは多様です。
当スクールでは、表皮の普遍的な機能に関する科学的知識を基盤としつつ、多様な肌のニーズに合わせた個別的なケアを提供します。基礎から応用まで体系化されたカリキュラムと、実践的な学びを通じて、多様化する顧客ニーズに応えるカウンセリングスキル、サロン運営、開業、スタッフ教育など、高度な専門知識と技術を習得できます。
私たちは、表皮科学に特化した専門性を強みとし、美容業界の発展に寄与し、科学的根拠に基づいた美容を社会へ広める未来を目指します。
Digital Specimen
デジタル角層環境分析標本
皮膚生理学および表皮管理工学の観点に基づき、表皮最外層におけるミクロな角層環境の動態観察事例を整理したデジタル標本です。自律的なバリア機能が保全された「理想の角層」を基準とし、不適切な介入や摩擦・乾燥等による乱れた角層環境の構造的違いを視覚的に提示いたします。
【理想の角層】基準となる保全状態
自律的に整う「透明なカサブタ」。ラメラ構造と細胞間脂質が密に保たれ、優れた恒常性を発揮する健全な状態。
【毛穴の環境乱れ】
酸化皮脂の停滞と不全角化に伴うターンオーバーの阻害。角栓形成と毛穴周縁部の環境乱れを誘発。
【深刻な乾燥】
TEWL(経表皮水分損失)の上昇と不均質な角層剥離。水分保持能力の減退により強張りや荒れが生じた状態。
【キメの摩耗】
過剰なクレンジングや物理的摩擦による皮溝・皮丘の平滑化。防護壁の過度な摩擦ダメージ状態。
【色素の蓄積】
バリア機能の低下に伴う外因性刺激の受容と代謝滞留。最外層におけるダメージ蓄積の観察像。
School
スクール紹介
一般社団法人日本皮膚美容専門家協会が主宰する教育課程(School)は、表面的な美容技術の習得にとどまらず、皮膚生理学および「表皮管理工学」の基礎を体系的に修めるための高等学術機関です。
本課程は、商業的な一般公募を一切行っておりません。当協会の理念に賛同する会員からの推薦、または厳正な事前審査を通過したプロフェッショナルのみを対象とした、完全クローズドな研究・教育環境を維持しています。
【主要カリキュラム(シラバス)】
一、基礎皮膚科学・角層環境分析
・ミクロ組織学における表皮の構造と細胞分化
・細胞間脂質のラメラ構造とバリア機能の相関性
・タイトジャンクションおよびTEWL(経表皮水分損失)の精密測定と動態解析
二、表皮管理工学に基づく角層保全理論
・独自の『透明なカサブタ』保全哲学の臨床的考察
・過剰な洗浄・足し算の美容がもたらす皮膚生理学的リスクの検証
・皮脂分泌バランスと自律的修復力を阻害しない「引き算の理(ことわり)」の構築
三、サロンケアにおける安全性と法務コンプライアンス
・施術前における角層環境の整え方とリスクマネジメント
・客観的エビデンス(臨床試験結果・研究論文)の解読法
・医薬品医療機器等法(旧・薬機法)に準拠した表現およびカウンセリングの厳格化
総合表皮管理
1. 総合表皮管理の定義
2. 健康美肌指導士の役割
表皮生理論
1. 表皮の役割
2. 表皮の仕組みと働き
化粧品
1. 医薬品医療機器等法(旧・薬機法)
2. 化粧品の役割
表皮環境保全の3段階
1. 穏やかな洗浄
2. 角層の整肌
3. 角層バリアの保護
角層機能分析
1. 乱れた角層環境の分析
2. 皮脂分泌バランスの保全
表皮美容評価
1. 表皮環境評価の客観基準
2. 表皮管理指導書の作成基準
メディア掲載・学術・企業コンサルティング
当協会では、化粧品メーカー様、医療機関様、メディア関係者様からの「表皮管理工学」「角層バリア保全」に関する学術指導、処方アドバイス、共同研究、執筆・取材のご依頼を承っております。客観的エビデンスに基づく専門的な知識提供を通じ、学術的発展と社会貢献に寄与してまいります。
Introduction
パートナーシップサロン
【提携機関:表皮美容専門サロン-スキンバリアラボ】
当協会が構築する「表皮管理工学」の学術的エビデンスに基づき、角層保全理論の臨床的検証および実践を行う唯一の指定機関です。
Contact
お問い合わせ
お問い合わせは、下記フォームにご記入の上、送信ボタンを押してください。
なお、個別のスキンケアカウンセリング、および施術に関するお申込み・お問い合わせは、当協会の角層保全エビデンスを実践する指定機関「表皮美容専門サロン-スキンバリアラボ」にて一元管理を行っております。恐れ入りますが、該当の指定機関へ直接お問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
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